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「ヴァンパイア・サマータイム」、感想。

ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)ヴァンパイア・サマータイム (ファミ通文庫)
(2013/07/29)
石川博品

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あらすじ
このまま、君と、灰に。

人間と吸血鬼が、昼と夜を分け合う世界。山森頼雅は両親が営むコンビニを手伝う高校生。
夕方を迎えると毎日、自分と同じ蓮大附属に通う少女が紅茶を買っていく。
それを冷蔵庫の奥から確認するのが彼の日課になっていた。
そんなある日、その少女、冴原綾萌と出会い、吸血鬼も自分たちと同じ、いわゆる普通の高校生なのだと知っていく。
普通に出会い、普通に惹かれ合う二人だが、夜の中で寄せ合う想いが彼らを悩ませていく……。
夏の夜を焦がすラブストーリー。


とりあえず、何から書けばいいのやら……。現在読書強化期間中ということで片っ端から読みたい本を消化していってるのだが。今回の本は一言でいえばハズレだ。

まず、文体が僕には合わなかった。なんとも物語の世界に入って行きづらい。というかお話と合ってないようにも感じられてあべこべな感じだ。昼の世界と夜の世界に隔てりがあるように、僕もこの本の世界と自分との間に大きな壁を感じた。

それでも文体の問題というのは、大抵物語に夢中になればどうでもよくなるものだ。実際違和感を覚える箇所はあっても文章が絶望的にヘタというわけではなかった(というかそれならプロになれない……例外もいるが)。

だが物語の方に問題があるというのだから詮方無い。まともに読めたのは序盤(100Pいかないくらい)までで、後は只管に退屈だった。兎に角後半苦痛で仕方なかった。それでも買った本は最後まで読むというのが僕の信条だったので最後まで読んだ。物語は終わりにこそ価値があり、話を作る上でそこが一番難しく肝心なところだからだ。それにここまで酷評はしたものの、題材とか雰囲気には惹かれるものがあったのでこの物語の終わりをどう着けるのかというのには興味があったのだ。

結果として、なんともいえない。モヤモヤとして何の面白みも感動もない終わり方になってしまったのだが。

なんだろうな。なんでこんなにモヤモヤするんだろう。純粋に起承転結の転にあたる部分が欠けていて、盛り上がりに欠けるってのもあるんだけど。キャラクターにも魅力を感じず感情移入が出来なかったせいかなってところもある。

結局ヨリマサの家族についても触れなかったし。というかこれ吸血鬼というよりも睡眠がテーマの話だなって思った。

なんだか魚の骨が喉に支えたような気分になった。気持ちが悪い。この気持ち悪さは最高に感動できる素晴らしい作品に出会えなければ解消出来ないだろう。

この作者さんの本。他にも気になっていたのが何冊かあったのだが購入は控えようかなと思う。




満足度:★★☆☆☆

本来なら星1つでもいいところなのだが。発想自体は面白いと思うのでそこを加味して星2つ。吸血鬼が当たり前のように存在していて、昼と夜の世界を分けあって生活している、というアイディア自体は良いと思う。
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Author:東 京人
感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

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