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「暦物語」、感想。

暦物語 (講談社BOX)暦物語 (講談社BOX)
(2013/05)
西尾 維新

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あらすじ
“ただそれでも、できることは全部やりたくなるじゃない”美しき吸血鬼と出逢った春夜から、怪異に曳かれつづけた阿良々木暦。立ち止まれぬまま十二ヶ月はめぐり“物語”は、ついに運命の朝を迎える。

ラストに向けての総集編のような一冊。あの春から始まった暦くんを取り巻く怪異にまみれたお話を。12ヶ月分。本筋の怪異騒動とはちょっと違う、どちらかというと日常の部分にスポットを当てて振り返った一冊。確かに面白くはあるし読者としても色々こんがらがってきたので改めて物語を振り返るのはありがたいことではあったが。どの話も盛り上がりに欠けて少々物足りない、というのが素直な感想だった。ラスト2つの話を読むまでは。

こよみナッシング、こよみデッドで一気に物語に引き込まれました。さすが西尾。ただでは終わらない。ちゃんと次巻に向けて布石を打ってくるとは。より一層期待が膨らむというものだ。

西尾の文章はどうにも読みづらいが、魅力的であり、それを批難する気にはなれない。真似したくもないし、とてもじゃないがお手本にしたいようなものではないが。と、ここにきて。今更。突然文章批判をさせてもらったが。これは偽らざる僕の本心である。実際西尾の本を久しぶりに(というかこれなのだが)読んだら、「うわー西尾ってこんな読みづらい文章だったけかー」と失望、もとい落胆したものである。しかしこよみストーンを読み終わる頃にはそれを違和感なく受け入れて、スラスラと読めている自分がいて。確かに読みづらい文章ではあるハズなのだが、不思議と読めてしまう。ストレスなく、過不足なく読めている、というのとはまた違うのだが。本当に不思議なことに“楽しく”、楽しんで読ませてもらっているのだ。怪事だ。怪奇現象だ。

とまぁそんな西尾の文章についてはどうでもいいんですわ。兎に角このシリーズの内容が大分抜け落ちている僕にとってはこの本はありがたいようにみえてそうでもない。
「あーこんな事もあったなー」と思って読む本というよりは、「あーこんな事が起こっていたのか!?全然覚えてねぇ!」と忘れ物を忘れていたという事を分からせるような本。でも結局忘れていた部分は思い出せず、“忘れ物をしている”という状態を生み出すだけの結果になってしまった。もちろん読み返す気など毛ほどもないので、次の巻でもそのモヤモヤ感を抱いたまま読み進めると思うのだが。

まぁせめて、この巻で知った事実、というか新事実というか事柄だけは忘れないようメモ帳的なニュアンスでここに残すのならば。

・なぜか出てきた八九寺(なぜか一発変換できない)
・怪異殺しで輪切りにされたのになぜか生きてる暦(殺されたものは一体……まさか……)
・失踪する成人期の影縫さん(何歳かしらんけど)
・で、忍野はどこにいるん?というかどうなったん?
・結局扇ちゃんの謎は分からずじまい

といったところか。これで次巻「終物語」を読んでいるときにこの感想を見ることによりポカーンとする事象も減る事だろう。と思ったが。なんだこれ。解決してない事柄ばっかりじゃん。全く意味ないな。まぁいいか。そんな事。

兎にも角にも、バサ姉の安定感は素晴らしいなぁ

サンキューバッサ



満足度:★★★☆☆
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Author:東 京人
感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

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