「AKUMAで少女」、感想。

AKUMAで少女 (HJ文庫)AKUMAで少女 (HJ文庫)
(2007/08/01)
わかつき ひかる

商品詳細を見る




あらすじ
天使の容姿、悪魔の性格、そして心臓に欠陥を持つ少女、如月ゆり絵。彼女はある日、クマのぬいぐるみの姿をした悪魔を拉致。大好きな幼馴染の僚と恋仲になれるようにと、脅迫したら……なんと悪魔は僚とゆり絵の心と体を入れ替えたのだ! 性格ががらりとかわったふたりに学園は騒然。大騒動の中、ふたりの恋の行方は!?

実はこの本を初めて読んだのは5年以上前になります。つまり再読という事になりますね。なんとなく読み返したくなり読んだだけで特に深い意味はないです(普通そうだが)。ただ、当時借りて読んだ本なので手元にはなく更にこの本自体もう6年も前の本になるので入手には少し苦労しました。其頃まだまだ性欲旺盛なガキだった僕は興奮しながら読んだのも憶えています(今読み直しても興奮したけど)。まぁそんな身の上話はどうでもいいですね。毎度の事ですけど。

という事で本作の感想に移りましょう。
この本、実はちょっと変わった経緯の本だったりします。元々ジュブナイルポルノ専門だった作家(しかも女性)がラノベを書いてみてはどうだろうと言われ色々なところに持ち込んだ結果やっと出せた本、という普通のラノベとは違う出生になります。

その作風はやはり普通のラノベ以上にエロい。といっても嫌なエロさじゃない。読んでいて興奮するけど心地いい健全なエロさなんですよね。そこはさすがといった感じ。基本的に僕はラノベのラブコメとか嫌いなんですけどこれは全く嫌悪感なく読めました。著者が女性という事もありどちらかといえば少女小説に近いものだったからかもしれませんね。こと恋愛に関していえば男性は圧倒的に女性よりも劣っていますから。

というとまるで男性作家の書くラブコメは全てダメだと言っているようですがそういうわけではありません。勿論面白く心に響くモノを書ける人もいます。ただ傾向として己の願望が出過ぎている作品を書きがちというか、キャラばかりに力を入れすぎて物語全体をちゃんと見れていない作家が多い印象ですね。

この作品はキャラの魅力も話の濃さも丁度いい、例えるなら夏場に食べるアイスのような爽やかさ。さらっと読めて読了感は気持ちよさのみ残るラノベ。
昔はエロい部分にばかり目がいっていましたけど今読み返すとこんなに爽やかな青春モノに感じられるなんて!
これは全巻ちゃんと読み直したいですね。ついでにわかつき先生の他作品(ジュブナイルポルノの方)にも手を付けたいところです。



満足度:★★★★☆

2巻→「AKUMAで少女 ~嵐を呼ぶ転校生~」、感想。
3巻→「AKUMAで少女 ~憑かれてぽよん~」、感想。
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

読書メーター
キョウトさんの読書メーター
相互ブログ更新情報
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
オススメラノベ
イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)イリヤの空、UFOの夏〈その1〉 (電撃文庫)
(2001/10)
秋山 瑞人

商品詳細を見る
旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。 (電撃文庫)
(2008/03/10)
萬屋 直人

商品詳細を見る
ミミズクと夜の王 (電撃文庫)ミミズクと夜の王 (電撃文庫)
(2007/02)
紅玉 いづき

商品詳細を見る
紫色のクオリア (電撃文庫)紫色のクオリア (電撃文庫)
(2009/07/10)
うえお 久光

商品詳細を見る
雨の日のアイリス (電撃文庫)雨の日のアイリス (電撃文庫)
(2011/05/10)
松山 剛

商品詳細を見る
マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫)マテリアルゴースト (富士見ファンタジア文庫)
(2006/01/20)
葵 せきな

商品詳細を見る
DDD 1 (講談社BOX)DDD 1 (講談社BOX)
(2007/01/10)
奈須 きのこ

商品詳細を見る
空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)空ろの箱と零(ゼロ)のマリア (電撃文庫)
(2009/01/07)
御影 瑛路

商品詳細を見る
AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)
(2008/07/19)
田中 ロミオ

商品詳細を見る
空色パンデミック1 (ファミ通文庫)空色パンデミック1 (ファミ通文庫)
(2010/01/30)
本田 誠

商品詳細を見る
B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)B.A.D. 1 繭墨は今日もチョコレートを食べる (ファミ通文庫)
(2010/01/30)
綾里 けいし

商品詳細を見る
機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing 機巧少女は傷つかない〈1〉 Facing "Cannibal Candy" (MF文庫J)
(2009/11/21)
海冬 レイジ

商品詳細を見る
ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)ベン・トー サバの味噌煮290円 (ベン・トーシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)
(2008/02/22)
アサウラ

商品詳細を見る
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない  A Lollypop or A Bullet (角川文庫)砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない A Lollypop or A Bullet (角川文庫)
(2009/02/25)
桜庭 一樹

商品詳細を見る
AKUMAで少女 (HJ文庫)AKUMAで少女 (HJ文庫)
(2007/08/01)
わかつき ひかる

商品詳細を見る
世界の終わり、素晴らしき日々より (電撃文庫)世界の終わり、素晴らしき日々より (電撃文庫)
(2012/09/07)
一二三スイ

商品詳細を見る
カウンター
プロフィール

東 京人

Author:東 京人
感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ツイッター