「百合獄幻想譚」、感想。
あらすじ
(本作品で、ふたなり、竿役は一切登場しません)
ファンタジー世界を舞台とした百合えっち小説です。過去作を全面的に改稿し、シーンを追加した強化版です。
それぞれ属性の異なる4編の物語が収録されております。お姉さん×女の子が多いです。
悪堕ち、人外×人間、スパンキング、SM等々……ハードコアでハートフルな内容です。
一部作品は改稿前のものを試し読み可能です。(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=3658427)
収録作のあらすじは以下となります。
・女騎士遊戯【悪堕ち/年の差/SM】
敵に囚われた女騎士ケイトに現れたのは愛らしいエルフとサキュバスの二人組だった。
ケイトは絶対屈さないと誓うが、彼女たちは女騎士のとある秘密につけこみ、身も心も蹂躙していく――
・昏い微睡【睡姦/無知シチュ/相互自慰】
凜々しき女丈夫、レーヴが護衛するのは眠りの呪いがかけられた王女だった。
一度眠れば、そう簡単には目覚めない王女を、レーヴは欲望のままに味わい尽す。
しかしそんな蜜月にも終わりが近づいていて――
・牢姫流獄【異種姦/猟奇/拡張】
革命で王座を追われた若き女王はスライムの生け贄として捧げられてしまう。
スライムの自在で苛烈な責め苦で、女王の心はどろどろに溶かされていく――
・聖女の悲鳴事【連鎖堕ち/尻叩き/複数】
かつて、女騎士ケイトは魔族に堕ちた。
そして彼女の幼なじみである聖女リーシャもケイトによって囚われてしまう。
幼なじみの変貌を受け入れられないリーシャだったが、恥部を曝かれ、密かに恋していたケイトの痴態を見せつけられて――
レズセックス!(彼方への呼びかけ)
どうも、レズセックス大好きおじさんことキョウトです。
今日はね、人間無骨くんのkindle販売2作目、僕にとっては3作目となる百合獄幻想譚をレビューしていくよ。
今回は全編通して人外百合っつーことで、中々マニアック度も高いんじゃないかって気がするけど、まぁぼかぁ人外もイケないこともないんでもーまんたいっすわ。それに人外モノとしては結構ソフトな内容だしね(ほんとか?)。初心者にもおすすめだよ。
『女騎士遊戯』
いや、なんっつーか……“性癖”じゃん。
ロリサキュバスとロリエルフが睦事を繰り広げる肉ベッドになるって……えっちすぎません?
少女の肢体は人間の本質を暴いてしまうものなんやで?
人は皆獣だからね……。
おねロリは罪と罰の体現。
『昏い微睡』
寝ている少女の性感を開発するとは、感心しないな……。
だが分かるよ。少女は甘いものだ。
だからこそ、恐ろしい罰が必要なのさ。
マリアさま?
これはあまり知られていないことなんですが、僕は眠姦が大好きなんですよね。
寝ているうちに身体が徐々に調教されていくってえっちすぎません?
一種の無知シチュともいえます。
今とても紳士的に感想書いてますけど心の中では獣が暴れていますからね。
獣化ゲージ上昇中です。
人は少女を見る時魔に魅入られるのです……。
『牢姫流獄』
今回の短編では一番ハードだったね。人外要素的にもリョナ的な意味でも。
人間にとっての性行為と、人外にとっての性行為が同一とは限らないという、人外モノでは見せておきたい要素を押さえた作品。
スライムプレイってえっちなゲームや本ではおなじみですし、普通のRPGでも雑魚モンスターとして親しまれてますが、実際にいたら恐ろしいですよね。存在が謎すぎますし。やりようによってはいくらでも惨いことが出来るモンスターなんっすわ。
スライムが体内ににゅるにゅる入っていくネタはよくありますけど、人体改造はレアな気がするよ。
シェイちゃんはちょっと可哀そうですけど、女王っていうのはすべて内側、粘膜をさらけ出した姿がふさわしいって言いますからね。
『聖女の悲鳴事』
ほぅ……スパンキングですか。大したものですね。
聖女が実ははしたないっていうのは、えっちな本では割と常識になりつつありますよね(嫌な常識だな)。
押し殺した恋心と性欲に対する罰で自分を痛めつけてるのに、それが性的快楽に繋がるってのが人間の業深さです。
リーシャさんはケイトさんに想いを告げられましたし、魔に陥落して幸せだったと思いますよ。
というか、この短編集全編通して魔堕ちしてハッピーですよね。己の欲望に従うことで、不幸になる筈がない!
現実世界では法を犯せばリスクがあります。欲望のままに生きたくてもあらゆる枷があります。
人は倫理と法に囚われます。
でもファンタジーなら……? 奴隷の首輪を外せるのは、一滴の空想なのだ……
Ooh! Majestic!
脳に瞳を宿すのです……(ぐるぐる)。
ハッ
なんだか心の獣がライカ犬の如く宇宙へ飛び立ってしまいましたね。
という訳で、『百合獄幻想譚』のレビューでした。
満足度:★★★★☆
人間無骨くんの新たなるえちえち百合ブックス読みたいね……。
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