「半分の月がのぼる空〈2〉 waiting for the half‐moon」、感想。

1巻→「半分の月がのぼる空 ―looking up at the half‐moon―」、感想。

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あらすじ
とんでもないことが起きた。恐ろしいことが起きた。戎崎コレクションが里香に見つかってしまったのだ!僕と里香の蜜月はあっさり壊れた。そりゃもう、見事なもんだった。里香は怒り狂い、弁解を聞くどころか、僕の顔を見ると逃げだす始末だ。仲直りのための努力は、裏目に出るばかり…。ちょうどそのころ、病院に新しい医者がやってきた。夏目というその医者はとんでもない二枚目で、しかも里香の主治医だというのだ―。橋本紡&山本ケイジが贈る期待の新シリーズ第二弾!!裕一と里香に巻き起こる、疾風怒濤の波乱。

最後まで読むか分からないといった半月ですが、なんだかんだで読んでます。という訳で二巻目。

今巻からはいよいよ夏目先生登場です。半月のキャラの中ではもしかしたら一番好きかもしれない。イリヤの榎本と同じくらい好き。あっちは子供のような心を持ちつつもちゃんとやることはやる大人でしたが。夏目はなんというか、本当に子供っぽい。大人になろうとしてなれてない大人って感じ。でも好き。

今巻は全体的にゆったりとして、あまり起伏のある話でもないんですが。それでも充分楽しめましたね。橋本さんの文章(というか半月の文章)が読んでて楽しいっていうのもあるし。これから起こるであろう波乱……というか結末を考えると。なんてことない日常こそが大切に思えるんですよね。

夏目先生の現実を知っているからこそ裕一に辛くあたってしまうところと、そんな現実を直視してないからこそ脳天気でいられる裕一の対比が観てて辛いです。そんな裕一も最後には里香の前に横たわる現実に気付いて__

という訳で二巻でした。前巻は蜜柑でしたが今巻は銀河鉄道の夜でしたね。次巻はなんでしょう?正直読んだのがかなり前なんで憶えてないんっすよね。銀河鉄道の夜は僕自身も大好きな話で里香と同じくセリフが諳んじれるレベルだったので。裕一と里香がジョバンニとカムパネルラの台詞を交わしているところで思わず胸にこみ上げてくるものが……。作品の取り入れ方がうまいっすわ。


満足度:★★★★☆
今読んでる本がつまらなすぎて苦痛なレベルなのでその分この本がめちゃくちゃ面白く思えました。
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感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

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