「半分の月がのぼる空 ―looking up at the half‐moon―」、感想。

半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
(2003/10)
橋本 紡

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あらすじ
いきなり入院した。僕にとってはちょっと早い冬休みみたいなもんだ。病院には同い年の里香って子がいた。彼女はわがままだった。まるで王女さまのようだった。でも、そんな里香のわがままは必然だったんだ…。里香は時々、黙り込む。砲台山をじっと見つめていたりする。僕がそばにいても完全無視だ。いつの日か、僕の手は彼女に届くんだろうか?彼女を望む場所につれていってあげられるんだろうか―?

最初に読んだのは確か六年前ぐらい。ということで名作半月を六年ぶりに再読。実は僕。半月を最初読んだ時四巻までしか読んでなくて、最後まで読んでなかったんですよね(六年前だから記憶は曖昧だけど主人公の浮気に胸糞悪くなってやめた覚えがある)。その内読みなおそうかなーと思ってはいたんですが如何せんタイミングが合いませんでね。偶々図書館で暇だったので借りてみた次第です。

いやね、久々に読んで思ったのはやっぱ雰囲気がいいんですよ。闘病モノとしても僕はこの作品好きですし闘病モノっていったら先ず半月が浮かぶくらいなんですけど。それとは関係なく地元の雰囲気とか、等身大の少年少女感とか。あぁ、これが僕の知ってるラノベだなって。僕的に馴染みが深いラノベっていうと2007~のモノになるんですが。嗜好としては2000年初期くらいが一番好きなんですよね。バラッドとか、イリヤとか。雰囲気とか文体、主人公像が合ってるのでしょう。

と、なんだか過去を回顧し郷愁に浸ってしまいましたね。で、まぁ感想……といきたいところなんですが。内容自体は既に知ってる状態で読んだので。過去を懐かしんだ以外に得られるモノはなかったんですよね。「あぁ、やっぱいいな……いい」としか言い様がないんです。その気持を言葉で表わすのはちょっと難しい。

僕がこの作品で好きなとこってなんだろうって考えた時。出た答えとしては凄いシンプルなものなんですよね。キャラクターは変わってるけど、どこか居そうな感じがする。リアル感のある。だからこそ登場人物たちの一挙手一投足が身近に思えて興味を惹くんだ。

どこにでもいる普通の少年と、どこにでもいる普通の少女。突き詰めていくと主人公もヒロインもそれで表現出来てしまうんです。

そんな二人の恋路は、半分の月だけに照らされて。どこに辿り着くのか。今回は最終巻までちゃんと読むのだろうか?正直読まなそうな気もするが……。



満足度:★★★★☆

2巻→「半分の月がのぼる空〈2〉 waiting for the half‐moon」、感想。
3巻→「半分の月がのぼる空〈3〉 ―wishing upon the half‐moon―」、感想。
4巻→「半分の月がのぼる空〈4〉 ―grabbing at the half-moon―」、感想。
5巻→「半分の月がのぼる空〈5〉 ―long long walking under the half moon―」、感想。
6巻→「半分の月がのぼる空〈6〉 ―life goes on―」、感想。
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Author:東 京人
感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

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