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「ポッピンQ ~ポッピン・ドロップ~」、感想。

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あらすじ
ふしぎな世界「時の谷」へ飛ばされた5人の女の子たちが出会ったのは、ダンスの力で時間を動かす可愛らしい「ポッピン族」。どんなポッピン族にも、しゃべらなくても心が通じあう運命の相手「同位体」が1人だけいるという。伊純の相手はポコン、蒼はルチア、小夏はダレン、あさひはタドナ、そして沙紀にはルピイ。世界を救うために異世界に集められた中3の女の子たちとパートナーのポッピン族がひそかにつむぐ、映画では語られなかった5つの甘いストーリー!

去年の年末に観て感動して、おいちゃんこの手の映画めっちゃ好きやねん……。となったので。短編集となる今作も読ませていただきました。でもね、最初に言っておくとね。期待外れというか思ってたのと違かったなぁと。

短編集と書かれているけど、一つ一つの話に起承転結はなく。ストーリーと呼べるものはありません。基本的に映画本編で省かれたちょっとした会話(シーンにすれば5分くらい)の内容が描かれたものといえるでしょう。沙紀や小夏ちゃんはちらっと過去にも触れてますけど。それ以外のキャラは自身の問題と向き合い、パートナーとの親交を確かめる会話だけです。つまり物語としての面白さを求めてはいけない。

もしも本編映画がTVアニメ1クールでゆとりをもってやれてたら、これらのシーンも入ってたんだろうなぁと思うと勿体無い気分になる。数年後でいいんで尺に余裕があるTV版やって欲しいっすよね。


満足度:★★☆☆☆
ポッピンQじゃなかったら★1だったかもしれん。
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「パーフェクトフレンド」、感想。

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あらすじ
野﨑まどが放つ異色ミステリ、まさかの小学校編登場!

すごーい! きみはぱーふぇくとなフレンズなんだね! 

なになに。あらすじは……え? まどくんの異彩ミステリ小学校編……? いや、拙者この作品しか読んでないんで。そのあらすじ意味ないでしょ。

という訳で百合ストから執拗にオススメされつつも、一番最初に読んだ野崎氏の作品。「死なない生徒殺人事件」がちょっと序盤読んだ時点で主人公が気に食わなかったので読まなくなり。以後まどさんの作品にも手を出してなかったんですけど。一応これ百合作品って噂じゃないですか。幾度となく薦められるとね、百合作品である以上読まなきゃなってなるんっすよ。

そんな本作は、ぱーふぇくとなフレンズが出て来る話ではなく。数学が得意なフレンズが出て来る話です。天才数学少女さなかちゃんが、“友達”とは何なのかを証明する物語だよ!

この作品ね。たしかにね。理桜ちゃんとさなかちゃんは良い百合(友情)だと思うんっすけどね。やっぱ根底にあるテーマは上記でも触れてる通り「友達とはなんぞや?」ってとこなんっすよ。なんとなく、自然に出来上がる“友達”という存在ですけど。実際その友達の定義は? どのような行動が友達といえるのか? 友達の作り方とは? というのを数学的に証明しようと挑戦したのが今作ですね。で、実際式により友達定数なるものも出来てしまうのですけど。この物語の本質はそこからであり、面白い部分もそれ以後なんっすよ。

天才数学少女さなかちゃんが、友達というものを完全に理解した。だからこれ以上学ぶものはないと理桜ちゃんを切り捨てようとするじゃないですか。でもね。心ってのは簡単に割り切れないし、友達ってのは一度なればそれで終わりっていうものじゃないんですよ。答えが出れば終わる問題じゃない。寧ろ答えを得てからが問題なんです。友達に会えないのは、寂しい。友達がいなくなるのは、耐えられない。

そんな当然の心の機微を、さなかちゃんに分からせるお話だった訳です。前半では友達を数学的見地で証明できるかを魅せ。後半では論理で片付けられない。計算し尽くせないものを示す。それがこの物語の構成です。特に終盤。ネタバレになるんっすけど。さなかちゃんが本当の意味での友達という意味を理解したところで、理桜ちゃんが死んでしまうという展開。此方の度肝を抜く流れですし、さなかちゃんに決定的なバグを与えてしまう契機でした。

今迄論理でのみ動いてきたさなかちゃんが、感情で動く。ただ理桜ちゃんを生き返らせたい一心で魔法なんて非科学的なものを信じる。それこそが実地を伴った試験の結果ともいえます。式はちゃんと生きているんです。血が通った式は非論理的な現象を起こし、人はそれを奇跡と呼ぶ。

魔法ですら物理的に可能なことだと考えられるさなかちゃんでも、たったひとつの事象は“奇跡”としか定義しようがない。人を生き返らせるよりも尊く、人生を豊かにするもの。

それは__友達との出逢い。

なんとなく、「不動カリンは一切動ぜず」を思い浮かべました。好きな人の為に、少女が非科学的なものに縋って必死に頑張るっていう共通点あるからですかね。


満足度:★★★★☆

「なれる!SE(15) ―疾風怒濤?社内競合―」、感想。

1巻→「なれる!SE  ―2週間でわかる?SE入門―」、感想。
2巻→「なれる!SE(2) ―基礎から学ぶ?運用構築―」、感想。
3巻→「なれる!SE(3) ―失敗しない?提案活動―」、感想。
4巻→「なれる!SE(4) ―誰でもできる?プロジェクト管理―」、感想。
5巻→「なれる!SE(5) ―ステップ・バイ・ステップ?カスタマーエンジニア―」、感想。
6巻→「なれる!SE(6) ―楽々実践?サイドビジネス―」、感想。
7巻→「なれる!SE(7) ―目からうろこの?客先常駐術―」、感想。
8巻→「なれる!SE(8) ―案件防衛?ハンドブック―」、感想。
9巻→「なれる!SE(9) ―ラクして儲かる?サービス開発―」、感想。
10巻→「なれる!SE(10) ―闘う?社員旅行―」、感想。
11巻→「なれる!SE(11) ―絶対?管理職宣言―」、感想。
12巻→「なれる!SE(12) ― アーリー?リタイアメント―」、感想。
13巻→「なれる!SE(13) ―徹底指南?新人研修―」、感想。
14巻→「なれる!SE(14) ―世にも奇妙な?ビジネスアライアンス―」、感想。

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あらすじ
目指せ!上場企業!?なんとスルガシステムが株式公開の準備に入るという。その体制づくりのため総務部への誘いを受けた工兵は、いずれは役員として経営陣に…という途方もない話を前に、自らのキャリアについて思い悩む。とはいえSEの仕事も待ったなし。アサインされたのは、総合商社二社のシステム統合という大きな案件。しかも提案作業のパートナーはかつてのライバル、アルマダ・イニシアティブの次郎丸で!?さらに、その案件は別ルートから立華&藤崎コンビも受注を狙う、社内競合案件だった!果たして工兵は、最強の敵に勝てるのか!?

どうも。なれるSEを読んでSEになれなかったキョウトです。別にこの本読んでもSE知識が吸収出来る訳じゃないので……っていうのもありますが。まぁ普通に適性がなかっただけです。

さて、前巻で総務部に誘われた工兵くんですが。今巻ではその答えを出すべくゆっくり考える__余裕がある筈もなく。大規模プロジェクトの提案に駆り出されるのであった……。

あらすじでも書かれてる通り。今巻では自社内での競合ということで、普段は心強い味方である室見さん、藤崎さん、梢さん、福大さんを頼れない状況です。そんな時仲間になるのが工兵くん最大のライバルである次郎丸さん! そして一度は敵対した梅林さん。今までと違う特殊なメンバーで、室見・藤崎の強力タッグに勝てるのか!? というのが今巻の主な流れですね。その中でも各登場人物から投げかけられる言葉で自身の適性や気持ちに向き合い。SEを続けるか、経営側に回るかを考え倦ねます。

今巻では工兵くん視点でしたが。室見さんか藤崎さん視点での話も読んでみたいですね。工兵くんが入社する以前。幾多モノ案件を受注してきたスルガの提案ペアがどんな連携を見せるのか。気になるじゃないですか。

という訳で。今巻では室見さんとの変則マッチを繰り広げた訳ですが。勝負は次巻に持ち越されます。
一進一退。伯仲状態にまで持ち込んだ工兵くん達。しかし、打開策も見つからず途方に暮れる。そんな時連絡を寄越したのは、キツネ目の女。貝塚悠里だった。次巻。提案書バトルの行く末は、そして工兵くんの選択は。お楽しみに!


満足度:★★★☆☆
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感想は主にラノベが中心。ライトノベルとは本格的に読み始めて9年の付き合い。初めて読んだのは12年前くらい。好きなジャンルは百合とゼロ年代だけど、面白そうなら何でも読む。基本文を書くのも妄想するのも何かを作ることも好きなので、自分で小説とかも書いてたりする。

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